皆さん名刺管理アプリは何を使ってますか?
まさか未だに紙で管理しているなんて言わないですよね?
コロナでテレワークが加速した今名刺のデータ化は必須になったかと思います。
そこで本日は
名刺管理アプリ界の2大巨頭
『Eight』と『CamCard』を両方とも1年以上有料ユーザーとして使用して来た経験から徹底解説致します。
✔︎名刺管理アプリの導入を検討している
✔︎既に名刺管理アプリを使っているが、使い勝手が悪く乗り換えを検討している
といったビジネスマンにとって価値のある話になると思いますので、是非最後までご覧ください。
EightとCamCardの基本情報
まずはCamCardとEightとの基本情報から比較していきます。
Eight | Camcard | |
---|---|---|
開発元会社 | Sansan株式会社 (日本) | INTSIG Infomation Corporation(中国) |
アプリ価格 | 無料 プレミアム会員は月額480円(年額4,800円) | 無料 プレミアム会員は月額480円(年額5,000円) |
ユーザー数 | 230万人以上 | 2億人以上 |
対応言語 | 非公開(手入力のため) | 16言語 |
名刺データのテキスト化方法 | OCR+運営会社スタッフが無料で手入力 | OCRで自動認識 (超高精度) |
データ化の速度 | テキスト化は1日5枚〜10枚まで。名刺データの登録自体は何枚でも可能。 プレミアムの場合は当日もしくは翌日までデータ化完了。 | 1枚あたり10秒以内でテキスト化される。 適切に撮影すれば、殆ど誤認識はない。 |
データのエクスポート | プレミアム会員のみ可能 | 可能 |
データのインポート | 不可能 | 可能 |
特徴 | FaceBook連携 タイムライン機能(擬似SNS) | SalesForce連携 営業履歴情報(擬似SFA) |
SFAとは??
*Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)の略語であり、様々な製品を販売するセールスフォース(営業部隊)に対して徹底的な営業支援をすることで効率化するものです。
ざっと基本情報を並べるとこんな感じです。
正直これを見るだけで勘の良い方は気づくでしょう

圧倒的にCamCardの方がハイスペック!!!
と
まあ、CamCardの方が世界企業で規模が大きいので仕方ないところはあります。
しかしながら、場所や用途によってはEightが便利な場合もあります。
ここからは、各アプリのメリットについて言及していきます。
CamCardのメリット
一言でCamCardを表現すると、世界規模の営業支援に特化した名刺管理アプリといえます。
そして、最大の特徴は「超高速の自動データ化」を「対応言語の多さ」です。
それでは、2年間課金ユーザーとして愛用していた経験を元に詳細に説明致します。
百聞は一見に如かずですので、下記の動画をみて下さい。
圧倒的スピードです。
【CamCardのデータ化の速度】
秒速でデータ化され、Web版のCamCardにも同期されますので、顧客情報(会社名、住所)などを入力する際にはコピーすれば直ぐに入力できます。
メールを送る際に相手の会社名・名前・メールアドレスなどをコピペできるのは非常に便利です。
因みに、こちらがEightの画像認識の速度です。
CamCardよりは少し速度が遅く、中国語への対応精度はイマイチです。
こちらは日本で使う分には恩恵を受けないかもしれませんが、他の国でも使用する場合は超重要な要素となってきます。
Eightの場合、日本の漢字にない無い中国語ですと、8割方「?」で表示されるので、データとしての価値がかなり下がってしまいます。
Excel等に書き出すと氏名や住所が「???」で表示されてしまい、せっかくスキャンした労力が無駄になり、また修正にも工数がかかってしまい、「手入力の方が速いんじゃないか」と中国でEightを使っている時に感じておりました。
CamCardを使えば、工数をかけずにテレアポや、営業記録を残すことが出来ます。
私も以前はExcelやスプレッドシートを用いていましたが、「記録する工数」と「確認の手軽さ」の観点を考慮して、Excel管理からCamCardでの管理に移行しました。
また、CamCardでの営業記録管理に移行できた要因として下記の3つの機能・特徴が挙げられます。
名刺のグルーピング機能により、各顧客へのアプローチの状況が分かり易くまとめる事が出来ます。

例えば、
01_アポ日程調整中
02_再度電話
03_アポ確定
04_テレアポ済み
などのグループを作り、毎回のアクション後にその名刺を該当するグループに分類すれば、アプローチ状況を容易にまとめる事が出来ます。
また、複数のタグ付けも可能であり、どの交流会で得たのなども同時に記録することも出来ます。
Eightにも自由に記載できる白紙メモ機能はありますが、CamCardのメモ機能はSFA機能特化で、手軽に営業記録を残す事が出来ます。

2種類のメモがございます。

何でも気軽に書けます。
自身の肉声だったり、写真も貼りつけも出来ます。
また、その会社のビルの写真などを貼っていれば、自身や他のメンバーが道を迷わないようにすることにも繋がります。
(かつて、大都会上海のビル達に幾度も騙されて営業先に遅刻してしまった私に1秒でも早くこの機能を教えたかったです。)

そして、メモ達はこの様に蓄積されていきます。

私はかつて営業チームで自身の無料アカウントを共有しており、各自での顧客へのアプローチを随時記載してもらい、リアルタイムで営業活動を記録し、抜け漏れが無いようしております。(同時ログインも可能です。)
中国ではgoogle系のサービスが使えないので、スプレッドシートも使えなく、リアルタイム性がありそれらを補完するものとして、CamCardは十二分に戦力になっています。
今回の「ハイレベルのUI」を具体的に表すと、「主要機能へのアクセスのし易さ」です。
下記の画像を見て下さい。

各名刺の横をタップすれば、
1.電話
2.グルーピング
3.メモ
4.名刺情報のシェア
が出来るアイコンが瞬時に出ます。
色付きで分かりやすいです。
ユーザーよく使う機能に簡単にアクセス出来る仕様は素晴らしですね。
Eightのメリット
ここまで一方的にCamCardのメリットを書いてきたので、次はEightの良さについても言及していきます
基本的にCamCardと機能は類似しております。
SFA機能としてタグ付けやメモ機能もございます。
しかし、UIはCamCardに軍配が上がります。
また、画像認識技術もCamCardが圧倒的に高いです。
個人的な意見ですが、EightはCamcardの下位互換だと定義しております。
ただ、場面や用途によってはEightの方が便利な場合もあります。
Eightの良さはこれに尽きるかと思います。
Facebookのようにタイムラインがあり、自身が名刺を交換した方の近況がわかります。

ここで積極的に自社のサービスや自身の近況を発信することで、
営業活動へ良い影響を与えることは間違い無しです。

Eightの場合、アプリで名刺情報の交換ができます。デジタル名刺交換とでも言いますか、遠方から名刺交換をお願いしたり、名刺を忘れたとしてもEightアプリで名刺交換ができたりします。
他にも、名前や会社名を検索して、まだお会いした事がない方にも名刺交換リクエストを送る事ができます。
まとめると、
EightはCamCardよりもSNS機能に特化してる事が特徴として挙げられます。
そして、日本での名刺管理ソフトのシェアは1位ですので、そちらも強みの1つと言えます。
(参考:https://www.seedplanning.co.jp/press/2016/2016091601.html)
まとめ:結局どっちが良いの?
ここまでEightとCamCardのメリットについて解説してきました。
両者のメリットまとめはこちらです。
といった形です。
そして、CamCardの補足として
✔︎Eightと違い無料でエクスポート(CSVやExcelへの書き出し)ができる
✔︎SalceForceと連携も出来、容易にリード登録ができる
(SalceForceをメインで使っている企業の方は恩恵を受けるはずです。)
そして、『結局、EightとCamcardどっちが良いの?』と聞かれると
と私は定義しております。
あくまで推奨ですので、最後は各アプリの特徴をしっかりと抑えた上で自社にあったアプリを選ぶ事が大切です。
また、Eightはどちらかというと中小企業向けですので、大企業は『Sansan』の方が良いかもしれません。
(Eightと同じ会社が提供している法人向け名刺管理アプリです。詳細:https://jp.sansan.com/introduction/)
また、名刺管理アプリは他にも
my Bridge、Scannable、名刺ファイリングCloud、名刺認識王、WorldCard Mobile Lite、Cam Scanner、Wantedly People
など沢山ございます。
これらの特徴をまとめた、比較表もあるので今回特別に
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比較表のイメージはこちらです↓
【名刺管理アプリサービス比較表サンプル】

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また、本日紹介したアプリはこちらかDLできます。
Eight :https://8card.net/
CamCard:https://www.camcard.jp/